進学お役立ち情報

進学お役立ち情報2023-09-07

英語力と国際感覚を身に付けるための高校選び

日本で暮らす外国人は 307万人以上()と過去最高に。多文化共生時代の今、英語は大学入試や就職試験でも重要視されています。高校生の間にしっかり語学力を身につけられたら、将来を有利に切り開けそう。英語の検定や留学に関するサポート力が高く、国際感覚を磨くことができる高校について考えてみましょう。
※令和4年末の在留外国人数(出入国在留管理庁発表)

グローバル人材を育成する国際科、普通科国際コース

オンラインビデオ通話アプリの普及で、世界はより身近になりました。海外進出や外国人雇用を行う企業も多く、社会はグローバル人材を求めています。
多くの大学では、英語の4技能「読む」「聞く」「話す」「書く」を総合的に評価するため、入試に民間の英語資格・検定試験を活用し、加点はもちろん出願要件にあげる大学も。今後の人生において、高い語学力は強力な武器になりそう。
このため高等学校でも英語教育に特化した「国際科」や「普通科国際コース」を設置するなど、グローバル人材の育成に力を入れています。

英語の資格取得をサポート 会話力・発信力のUP

高校の「国際科」「普通科国際コース」は、一般的な学科・コースと比べ英語の授業数が多く、週12時間もある学校も。また英語以外の教科をネイティブ講師が英語で授業するほか、プレゼンテーションやディベートを英語で行うなど、会話力だけでなく発信力も身につけるための環境が整えられています。

そして、多くの学校で力を入れているのが、英検や TOEICGTEC など、英語関連の資格取得。学年ごとの目標設定をするなど、手厚い受検対策を実施しています。

また、日本と海外、2つの高校の卒業資格を同時に取得できる学校や、国際的な教育プログラムで学ぶ学校も。将来、海外の大学に進学したい人にとっては、このような学校の方が有利でしょう。
さらに、「外国人留学生と同じクラスで学べる」「授業以外で外国人と交流する機会がある」など、国際感覚を身につけられる学校も。このほか第 2 外国語(スペイン語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国・朝鮮語など)を学べる学校もあります。

一方、帰国子女や外国籍の生徒が学ぶ「インターナショナルハイスクール」でも、海外生活を経験したことのない日本人生徒を受け入れている所が。このような教育機関では、授業を英語で行うほか、同級生とも英語で話す機会が多いので、日本にいながら英語漬けの学生生活を過ごすことができます。

長・短期の留学プログラムやオンライン国際交流も

高校生のうちに海外留学を体験できるのも「国際科」「普通科国際コース」の魅力。学校により、クラス全員参加や希望者のみの留学制度があり、目的や留学先に応じ、短期(数週間~数カ月)から長期(1 年以上)まで、多彩なプログラムが用意されています。留学先は、ニュージーランドやカナダなどが人気。

海外留学を個人で準備すると、現地手配や留学期間の休学、費用面など、ハードルが高いのですが、学校の留学プログラムなら、現地サポートはもちろん、1年以上の長期留学でも海外で学んだことを単位に反映させ3年間で卒業できるなどの優遇措置が用意されているので、不安なく留学できます。高校留学を考えている人は、このような学校を選ぶのがいいでしょう。
また学校によっては、英語だけで過ごす宿泊研修や、海外の学校とのオンライン交流など、国内でも留学感覚で学べる機会が豊富に用意されています。

夢に向かって学べる学校を見つけよう

英語力と国際感覚を磨くことは、将来の大学進学や就職に役立つだけでなく、人生においても大きな糧になりますね。
高等学校の「国際科」「普通科国際コース」を選ぶなら、各校が用意する学びを良く知ることが大切です。
留学プログラムを用意する学校は多いですが、その留学先()や内容、期間、サポート体制は学校によって違います。また目標にする英語検定の種類も学校により異なります。

進学に関しても、国内の外国語大学の特別入試枠がある学校や、海外の大学と連携した進学プログラムを用意する学校があり、自身の目標に合った学校を選ぶことが重要です。
まずは各校のホームページを確認し、オープンキャンパスや学校説明会で情報収集して、自分にぴったりの学校を見つけましょう。
※インターナショナルハイスクールの中には、日本の高等学校卒業資格を得られないところもあります。

参考)世界に羽ばたく勇気がわく「トビタテ!留学JAPAN

将来、世界で活躍できるグローバル人材を育成しようと、文部科学省が民間企業と協働で2013年から取り組んでいる留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」。コロナ禍で落ち込んだ留学生数をコロナ前の水準に回復させようと、今年度から2ステージを展開しています。

中でも注目したいのは、海外留学支援制度「新・日本代表プログラム」。事前審査で選抜された学生には、返金不要の海外留学奨学金が用意され、経済面で留学をサポートしてくれます。高校生対象コースは、留学内容や渡航先を自由に設計できる上、事前・事後研修の際には同世代の仲間と交流できるのも魅力。在籍する高校を通じての応募となるため、興味のある人は高校進学後、すぐに高校の先生に相談してみましょう。令和5年度の申請受け付けは終了。

また「トビタテ!留学JAPAN」(https://tobitate.mext.go.jp/)のホームページには、海外好きの高校生が集まる「海外情報発信プロジェクト #せかい部」や「留学大図鑑」「ポテンシャル発掘診断」など、中学生も楽しめるコンテンツがいっぱい。
詳しくはホームページをチェックしてください。

 

(企画・制作/産經アドス) 株式会社五ツ木書房 2023年度「進学への道」No.3より

 

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