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看護師になるための高校選び

新型コロナウイルスに立ち向かう看護師の姿に憧れを抱いた人も多いのではないでしょうか。少子高齢化と予防医学の発展により、看護師の活躍の場は病院だけでなく、介護の現場や保健所、一般企業など多岐にわたっています。看護師を目指すための高校選びについて確認してみましょう。

●憧れの看護師になるための3つの進路

看護師になるには所定の看護師養成課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。このため高校進学時には、大きく分けて3つの進路があります(図参照)。図の①のように、高校の看護科で5年一貫の看護師養成課程(看護科+専攻科)を修了する進路。②のように、高校の衛生看護科で准看護師課程(3年)を履修後、専攻科などに進み看護師養成課程(2年)を修了する進路。そして③のように、高校の普通科(看護・医療系進学コースなど)から、看護系大学(4年)・短期大学(3年)・専門学校(3年)などに進学し、看護師等養成課程を修了する進路です。ここでは、一般的な①の看護科と③の普通科(看護・医療系進学コースなど)の進路について紹介しましょう。

●看護師への近道5年一貫教育の看護科

①の看護科高校は、5年一貫教育で「看護師養成課程」(看護科+専攻科)を学べるから、その他の進路のように、専攻科や大学の入試がなく、国家試験の受験勉強に専念できるのが最大のメリットです。卒業と同時に国家試験を受けられるので、20歳で看護師になることも可能。効率良く早く看護師を目指せる進路と言えます。

●高度な知識を学ぶ看護系大学を目指す普通科

一方、③の普通科高校は、看護系大学などへの進学に向いている進路です。大学では、より高度な知識を学べるうえ、保健師・助産師教育を受けられるところも多く、広く看護職を目指す人に人気。このため普通科に「看護・医療系進学コース」を設置する高校もあり、そのようなコースでは看護系大学の受験科目である理数系のカリキュラムを手厚くするほか、小論文・面接の指導、推薦入学枠の確保など受験対策が充実しているので、大学進学に有利です。中には、高大連携や看護基礎の授業を実施する学校も。また普通科なので、途中で進路変更がしやすく、将来についてゆっくり考えられるのも魅力です。

●オープンキャンパスで自分に合う学校を見つけよう

今回紹介した高校の看護科、普通科(看護・医療系進学コースなど)では、看護の職場体験を実施するなど、働く現場に触れる機会のある学校が多く、明確な職業イメージを持つことで、前向きに学べるのが特徴です。またクラスの仲間と同じ目標に向かって切磋琢磨することで、モチベーションもキープできます。学校によりカリキュラムはさまざまなので、自分の進路に合う学校を選ぶには情報収集が大切です。オープンキャンパスなどに参加して、各校の特色をよく確認しましょう。

株式会社五ツ木書房 2021年度「進学への道」No.2より

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