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看護師になるための高校選び

少子高齢化と予防医学の発展で、医療機関だけでなく、福祉や保健の現場など活躍の場が広がる看護師。医療技術の高度化に伴い、より高い専門知識を持つ人材が求められています。将来、看護師になるための学校選びについて確認してみましょう。

●看護師になるまでの主な進路

●看護師になるための3つの進路

看護師の資格を得るには国家試験に合格しなくてはいけません。この受験資格を得るため、高校進学時には図のように大きく分けて3つの進路があります。
図の①は、高校の看護科に進学し、5年一貫の看護師養成課程(看護科3年+専攻科2年)を修了する進路。②は、高校の衛生看護科に進学し、准看護師課程(3年間)を履修後、専攻科などで看護師養成課程(2年間)を修了する進路。
そして③は、普通科(看護・医療系進学コースなど)に進学し、看護系大学(4年制)・短期大学(3年制)・専門学校(3年)などに進み、看護師等養成課程を修了する進路です。
今回は、一般的な①看護科と③普通科(看護進学コースなど)の進路を紹介しましょう。

●最短で資格取得を目指す5年一貫型の看護科高校

①の看護科高校は、5年一貫教育で「看護師養成課程」(看護科+専攻科)を履修するため、卒業すれば看護師国家試験の受験資格が取得でき、最短20歳で看護師デビューすることが可能です。一貫教育なので、②や③のように専攻科や大学への入試がなく、国家試験の受験勉強に専念できるのが大きなメリットです。

●高度な知識を学ぶ看護系大学を目指す普通科高校

一方、③の普通科高校は、高度な知識を学べる看護系大学への進学を考えている人に向いている進路と言えます。最近は、普通科に「看護・医療系進学コース」を設置する学校が増え、看護系大学の受験科目である理数系のカリキュラムを手厚くしたり、小論文・面接の指導をするなど、受験対策も充実。高大連携の授業を受けられたり、推薦入学枠があるなど、大学を目指す人にとってメリットが多いのが特徴です。中には看護基礎などの授業を受けられる学校も。
また普通科なので、高校生活の中で進路を変更したくなっても対応しやすく、将来について考える猶予があることもポイントです。

●オープンキャンパスで自分に合った学校選びを

今回紹介したような高校の看護科、普通科看護・医療系進学コースでは、カリキュラムに看護の職場体験を設けるなど、仕事の内容を見たり学んだりする機会を用意する所が多く、このような経験で明確な職業イメージが持てたり、学びへのモチベーションを高めたりできるのが特徴です。またクラスの仲間同士が同じ目標を持ち苦楽を共にすることで、前向きな気持ちがキープできるのも魅力。自分の目標に合った学校を選ぶには情報収集が大切です。オープンキャンパスなどに参加して、各学校の特色をよく確認しましょう。

株式会社五ツ木書房 2020年度「進学への道」No.5より

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